サイリウム(オオバコ)ってなにがすごいの?
そんな疑問にお答えします。
サイリウムと呼ばれるオオバコの粉末は、近年ダイエットや食事改善のサポートとして注目を集めています。
その理由は「食物繊維」が豊富で、お腹のなかで膨らむ性質を持つため、満腹感を助ける効果が期待できるから。
しかし一方で、サイリウム粉末の使用には、デメリットもいくつか報告されています。
そこでこの記事では、サイリウムのすごい効果やデメリットについて具体的に解説。
さらに、おすすめの使い方についても紹介しますので、ぜひご覧ください。
この内容がわかれば、『サイリウム(オオバコ)粉末』の正しい知識が手に入ります。
サイリウム(オオバコ)粉末とは?おすすめの使用方法
サイリウムとは、オオバコ属に含まれる植物・エダチオオバコ(種小名サイリウム)のことで、
この種皮をパウダー状したものが、植物性食物繊維として販売されています。
エダウチオオバコ(枝打大葉子, Plantago psyllium L.)は、オオバコ科オオバコ属の一年草。ヨーロッパから西アジア地域原産の一年草。
引用>エダウチオオバコ
製品としての『サイリウム(オオバコ)』は、水分を吸収すると粘度が増してゲル化します。
そのため満腹感を感じやすく、ダイエットのサポートとして、また食生活の偏りがちな方には食物繊維補給として利用されています。
サイリウム粉末は、飲み物・食べ物に混ぜるだけではなく、様々なレシピに活用できます。
例えば、「わらび餅」や「ゼリー」、小麦が食べられない方にはグルテンの代用として「米粉パン」や「お好み焼き」に入れることも可能です。
【レビュー】サイリウム粉末は、食物繊維の量がすごい
購入したのは、自然食品でお馴染みのNICHIGAさんの『サイリウム(オオバコ)』の粉末です。
そもそもサイリウムは食物繊維が約90%を占めていて、食物繊維をほとんどそのまま摂っているようなすごい食品。
その粉末は、細かいパウダー状になっており、無味無臭。
飲み物や食べ物に混ぜても味を損なうことなく、気軽に食物繊維を摂取できます。
しかし、入れすぎるとすぐにどろどろとゲル化してしまい、かつ食物繊維の摂りすぎでお腹の調子を崩すことがあります。
あくまで少量、ダイエットや食事のサポートとして利用するのがおすすめです。
【デメリット】使用量・摂りすぎは注意。
食物繊維は、カラダにとって大事な成分。
しかし『サイリウム粉末』は、食物繊維そのものを摂っているのと同じようなものなので、
使いすぎ・食べ過ぎは逆効果になりかねません。
ダイエットや体質改善のためと、ついつい多めに摂ってしまいがちですが、
例えば、ごぼうの食物繊維は100g中5.7gに対し、サイリウム粉末の100gあたりの食物繊維は約90g。
これを考えても、使いすぎには十分気をつけないといけないことがわかります。
ちなみに、日本人の食物繊維の摂取量は減少傾向にあり、平均摂取量は14g前後と推定されています。
その「目標量」は男性で21g、女性で18gで、普通の食事を摂っている方ならプラス3~4gを目安に摂ることが推奨されています。
小さじ一杯は5gですので、サイリウム粉末であればこれ以下。一食で考えると1g程度で十分だということです。
最近の報告によれば、平均摂取量は一日あたり14g前後と推定されています。
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準(2020年版)」では、一日あたりの「目標量」(生活習慣病の発症予防を目的として、現在の日本人が当面の目標とすべき摂取量)は、18~64歳で男性21g以上、女性18g以上となっています[2]。
引用:e-ヘルスネット > 食物繊維の必要性と健康
また、飲み物に混ぜる量が多いと粘度がつき、過剰だとすぐにゲル化したり固まってしまい美味しくありません。
どちらにせよ、使用量はほんの少しでOK。
逆に言えば、一袋で長く使えるコスパのよい食品ではありますが、使用量には注意しましょう。
【まとめ】食物繊維をかんたん補給。ただし使用量には気をつけて
『サイリウム粉末(オオバコ)』は、ダイエットへの活用や食物繊維が足りていない方におすすめです。
また、ほとんど無味無臭なため、どんな飲み物や食べ物にいれても味を損なわず、気軽に取り入れることができます。
しかし、食物繊維が豊富なだけあって摂り過ぎは要注意。
1日3〜4g、一食1gくらいを目安に摂るのがおすすめです。
また、『サイリウム粉末』はアレンジレシピも豊富で、とくに手作りの米粉パンに入れるとグルテンの代わりになってくれたり、
その特徴を活かして、わらび餅やゼリーの材料としても使えます。
比較的安く購入でき、少量で十分。コスパもいいですので、気になる方はぜひ試してみてください!