
エクスジェルの“アウルクッション”をレビュー!
長時間のデスクワークは、どうしても姿勢が悪くなりがち。
偏った姿勢で作業することで、肩や腰の不調を感じている方も多いかもしれません。
でも、すぐにデスク環境を変えるのは難しく、自分に合った机や椅子を選ぶのも時間や労力がかかりますよね。
そこで、注目したのがお尻の“クション”を見直すこと。
今回、購入した「エクスジェル」のシリーズは、もともと長時間座る“車椅子用”に開発されたクッションで、日本のメーカーが手がけています。
なかでも、軽量タイプの『ザ・アウルハイエストコンパクト』は、折りたためて持ち運びができ、外出先でも利用ができる優れもの。
本記事では、そんなエクスジェルの“アウルクッション”について、世間での評判や口コミ、実際に使ってみた感想を詳しくレビューします。
さらに、エクスジェルシリーズの別モデルとの比較や、それぞれの特徴も解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。
デスクワークや車の運転、外出先に持ち運びできる快適なクッションをお探しの方、エクスジェルの購入を迷っている方にも役立つ内容です!


「エクスジェル」のクッションとは?


エクスジェルシーティングラボは、島根県に拠点を置く「株式会社 加地」が開発・製造を行うジャパンブランドです。
当初は、車いす用のクッションや介護用のマットレスといった“医療福祉分野”に向けた製品でしたが、
現在では一般向けに、長時間のデスクワークや車の運転など、さまざまな場面で活躍するクッションを販売しています。
独自開発の「EXGEL(エクスジェル)」とは、柔軟性のある素材が体の動きに合わせて寄り添い、お尻にかかる圧力を分散させ、
長時間の座り疲れ・姿勢の歪みを軽減させるように設計されています。
私たちが理想とするシーティングとは、
引用:エクスジェル素材について
座ったときにお尻にかかる圧力を分散し、骨盤の角度と
脊椎のカーブを正しく保てる状態に導くことです。
そして、その姿勢を長く保つには、座っている間に
無意識に繰り返される体のズレに添う
流動性が不可欠です。



低反発よりは強く、高反発よりは柔らかい感触!




選べる3つのシリーズ
エクスジェルの製品は、大きく「車椅子・介護用」「オフィス・家庭用」「自動車用」と3つのタイプに分かれます。
後半で紹介しているザ・アウルは、「オフィス・家庭用」に含まれ、
シリーズはこれ以外にもハグ・プニ・モバイルなど、形の違うさまざまな種類がでています。
オフィス・家庭用シリーズ | 製品の詳細 |
---|---|
![]() ![]() ザ・アウルシリーズ | フクロウ(アウル)の顔のようなデザイン 長時間の座り時間を快適に過ごすためのスタンダードなシリーズ |
![]() ![]() ハグシリーズ | 背面と座面の両方から腰をサポート 姿勢が安定しない方におすすめ |
![]() ![]() プニシリーズ | かわいいカラーとコンパクトな形状 床・椅子・外出先など、さまざまな場面で活躍 |
![]() ![]() モバイルシリーズ | 折りたためて持ち運びに便利 新幹線や飛行機などの長時間移動におすすめ |




寿命はどれくらい?
エクスジェルの「公式サイト」を調べたところ、製品の耐用年数は3〜5年とのこと。もちろんこれは、使用する回数や時間によって差があります。
ただし、クッションの「カバー」はほとんどのタイプで取り外せるため、カバーのみの劣化や汚れなら、個別での購入・交換が可能です。



カバーは洗濯OK♪


ちなみにエクスジェルは、島根県の「株式会社 加地」という日本メーカーが手掛けていて、製品はすべて国内製造。
メイド・イン・ジャパンならではの高品質で信頼性が高く、プレゼントにも人気があります。
エクスジェルは経年劣化の少ない素材ですが、クッションを長期間ご使用いただくと徐々にカバーの傷みなど状態が変化していきます。
引用:耐用年数はどのくらいですか?
目安として3年から5年程度お使いいただく例が多いですが、こまめなお手入れなどでより長くお使いいただくことも可能です。




ザ・アウル『ハイエストコンパクト』をレビュー


エクスジェルの“ザ・アウル”は、さまざまな椅子にそのまま使える「オフィス・家庭用」のスタンダードシリーズです。
アウル(owl)とは、英語でフクロウという意味。フクロウの顔に似た独特の形と、“幸福を届けたい”という思いを乗せてつくられています。


ザ・アウルのシリーズは、主に「6種類」のモデルがあり、
私が選んだ『ハイエストコンパクト』はシリーズのなかで唯一、持ち運びに便利な折りたためるタイプです。
独自開発の「エクスジェル素材」は、低反発と高反発の間のような柔らかさ。
しっかりお尻を包んで動きに合わせてフィットし、姿勢が自然に落ち着きます。
また、重さは約600gとかなり軽量。お家のなかでも椅子→床→ソファーというように、楽に移動しやすいところも気に入っています。
もちろん、外出先でも持ち出しやすく、かさばらないのも魅力です。



無意識に座りたくなるクッション!


大きさ・重さ


ザ・アウル『ハイエストコンパクト』の重さは、約600g。
大きさは、横幅39×縦27×厚み2cmで、折りたたむと厚みは5cm弱くらいになります。
ただしクッションなので、実際の大きさよりは厚みを感じず、
実際に「A4サイズ」が入るバックに入れてみましたが、余裕で入れることができました。


カバーについて


ザ・アウル『ハイエストコンパクト』には、取り外しのできるカバーがついています。
このカバーは、滑らかな質感の“ウルトラスエード”という東レの独自素材を採用していて、ご家庭での洗濯が可能です。
また専用カバーは、個別で購入することもでき、たくさんのバリエーションのなかから選ぶことができます。
もちろん、初回の購入時にも多くの色が揃っていますので、自分にぴったりのカラーをチョイスできます。



お手入れ方法はこちら(公式サイト)!












ザ・アウルシリーズの比較
エクスジェルの「ザ・アウル」シリーズには、バッククッションを除き、6つのタイプが発売されています。
最上位モデルは『3Dハイエストマイスター』。紹介した『ハイエストコンパクト』は、シリーズの中で唯一、折りたためるタイプです。
![]() ![]() 3Dハイエストマイスター 重量約1.7kg | ![]() ![]() 3Dハイエスト 重量約1.7kg | ![]() ![]() ハイエスト 重量約1.3kg | ![]() ![]() スタンダード 重量約1.1kg | ![]() ![]() ハイエストコンパクト 重量約0.6kg | ![]() ![]() スタンダードU 重量約1.1kg |
---|---|---|---|---|---|
W41×D40×H6.7(cm) | W41×D40×H6.7(cm) | W41×D40×H4.1(cm) | W41×D40×H3.7(cm) | W39×D27×H2.0(cm) | W41×D40×H3.7(cm) |
最上位モデル | 上級モデル | プレミアムな座り心地 | 基本モデル | 折りたためる | U字形状 |
『3Dハイエストマイスター』や『3Dハイエスト』は、幅41×縦40cm×厚み6.7cmで十分な大きさと厚みがある上位モデル。
長時間のデスクワークや、姿勢が気になる方におすすめです。




基本モデル『スタンダード』は、幅41×縦40cm×厚み3.7cmの約1.1kg。
価格は折りたためる『ハイエストコンパクト』よりもプラス2,000円程度上がりますが、
大きさは最上位モデルと同じで、厚みも2cm→3.7cmと1.7cmアップします。
そのため、持ち運ぶ必要がなくサイズが気になる方は、このあたりのモデルがおすすめ。
ハイエストコンパクトは、折りたためて軽いというメリットはありますが、大きさは幅39×縦27×厚み2cmで、ややコンパクト。
長時間の使用や、もともと不調を抱えている方には、物足りなく感じるかもしれません。




まとめ:コンパクトで高機能なチェアクッション!


エクスジェルシーディンングラボで人気のシリーズ「ザ・アウル」についての詳細や、
折りたためて持ち運びのできる『ザ・アウルハイエストコンパクト』のレビューをお届けしました。
もともと、車椅子用など医療福祉分野向けに開発されたエクスジェルシリーズですが、
現在では、家庭用でもさまざまな製品がそろい、長時間のデスクワークや新幹線などの移動時間で、姿勢が悪くなりがちな方からも、多くの支持を得ています。
ハイエストコンパクトは、約600gの軽量&折りたためるタイプのため、外出用にとっても便利。しかし、厚みや大きさは他のモデルより劣ります。
お家で使いたい方、サイズが気になる方は上位モデルがおすすめ。独自開発のエクスジェル素材が、長時間の座り疲れと、姿勢の歪みをサポートしてくれます。



