ソニッケアーの電動歯ブラシってどれがいいの?
そんな疑問にお答えします。
手磨きだけでは届かないところにまで、しっかり磨ける「電動歯ブラシ」。
なかでも人気なのが「フィリップス」や「ドルツ」といった大手メーカーの製品です。
しかしどちらも毎年のように新しいモデルが発売され、
「いったい何が違うのか?」「そもそもどこを比べたら良いのか?」わからないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんななか最近購入した、フィリップスの電動歯ブラシ『ソニッケアーダイヤモンドクリーン9000』が、
なかなか使いやすく機能面でもバランスの取れた良い製品でした。
そこでこの記事では、このアイテムの基本的なスペックから、実際に使って感じたメリット・デメリットをわかりやすくレビュー。
さらに上位モデルとの比較や、口コミなどで疑問の多い人気メーカー「ドルツ」とのコスパの違いもわかりやすく解説します。
この内容がわかれば、『ソニッケアーダイヤモンドクリーン9000(HX9911)』の魅力と、
他の製品との違いがわかり、電動歯ブラシ選びの役に立つはずです!
【結論】機能は充実。使いやすさ・磨きやすさが魅力
フィリップスの『ソニッケアーダイアモンドクリーン9000』を購入した理由は、磨きモードが充実しているところ。
さらに舌磨きモードはなしなど、自分にとって不必要な機能はついていないバランスの良さが魅力でした。
ソニッケアーは毎年のように新しいモデルが出ていて混乱しやすいですが、
こちらのモデルは「とにかく歯をキレイに磨きたい」「磨き残しが気になる」という方におすすめ。
4段階のモード搭載 & 3段階の強さ調節といった磨き機能のバリエーションが充実している、上位モデルのうちのひとつです。
重さは約141gでTVのリモコンくらい。女性の私でも手が疲れることはなく、約3分間しっかり磨けます。
磨き上がりはツルツル。すぐれた歯垢除去力がありながら、歯茎には負担がかかっていない点も満足です。
充電方法はグラスにいれるだけ
充電方法は、付属の「充電スタンド」に専用の「透明グラス」をセットし、そのなかに本体を入れるだけ。
とってもおしゃれで可愛いのすが、「場所をとらないか??」「安定感はちゃんとあるのか??」
といった点が気になっていました。
しかし、そこは天下のフィリップスさん。
グラスは重たすぎず軽すぎず、ちゃんと安定して安心感があります。
また入れたの気の『ピピッ』という電子音で充電が始まった合図もわかりやすくて◎
そして意外とスリムなので、洗面台など置き場所が心配でも、使える方が多いと思います。
グラス上部の直径は約8cmです。
購入前は気になっていたこの充電方法ですが、意外と場所を取らずに便利。
もう一度フィリップス社の製品を買うなら、このグラス充電式から選びたいくらい気に入ってます。
グラスは取り外せて洗えるので衛生的です◎
スタンド充電式タイプもでています。
USB接続のトラベルケースがついてくる
通常グラスに入れるだけの充電ですが、こちらのモデルにはUSB充電トラベルケースも付いてきます。
トラベルケースはその名の通り、旅先で持ち運べる充電ケース。
ケースの底にUSBコードがつながっていて、歯ブラシを入れたまま、パソコンなどに接続して充電することが可能です。
ケース本体の重さは、約189gでした。
替えブラシは3ヶ月が期限。ドルツとのコスパを比較
付属のブラシヘッドは、みため大きく感じるのですが、振動数が細かいためか磨き残しや歯茎を痛めている感じもなく、使いやすいです。
ブラシヘッドは約3ヶ月で交換が必要で、
ダイヤモンドクリーン9000には、『プレミアムオールインワン』というブラシが付属で1本ついてきます。
このブラシは「歯垢除去・歯茎ケア・ステイン除去」といった3つのお悩みをすべて解消することを目的とした、最もスタンダードなタイプです。
価格は、3本(9ヶ月)で4,000〜5,000円くらい。つまり1本(3ヶ月)で約1,500円です。
替えブラシには約10種類のバリエーションがあるのですが、価格はどれも3本入って4,000円前後で価格に大差はありません。
ちなみに、デフォルトでブラシヘッド交換お知らせ機能がついているので、交換時期を把握しておかなくてもOK。
交換時期になるとオレンジのランプが点灯し知らせてくれます。(オフ設定にすることも可能)
コスパはドルツの方が◎
『パナソニック・ドルツ』の交換ブラシは、スタンダードモデル『トータルケアブラシ』だと2本で1,000円以下。
ソニッケアーと同じく3ヶ月交換が推奨されているので、1本(3ヶ月)で500円程度となります。
ソニッケアーと比べると、ヘッドが小さく形状も違うため単純な比較は難しいですが、コスパはドルツの方が断然いいです。
【7種類の全体比較】2100・3100シリーズとの違いなど
ソニッケアーの電動歯ブラシのなかで、現在販売されている7つのシリーズは以下の通り。
紹介している『ダイヤモンドクリーン9000』は上から3つめのモデルで、
①4段階のモード搭載 & 3段階の強さ調節 ②アプリ連携可能③加圧防止センサーつきなどが主な特徴です。
上位モデル3つの比較はこちら。
また軽量タイプの『3100シリーズ』と『2100シリーズ』は、どちらも1つのモード(クリーン)で強さ調節はありません。
2つの違いは『3100シリーズ』にだけ、加圧防止センサーとブラシ交換おしらせ機能がついているところ。
ちなみに『3100シリーズ』のなかにも、ホワイト(2024年モデル)とミントカラー(2022年モデル)があり、2024年モデルはトラベルケースがついてきます。
さらにこれ以外にも、2021年発売の旧モデル(HX3671/33など)もあり、安く購入したい方はぜひチェックしてみてください。
【上位3モデルの比較】9900プレステージ・ダイヤモンドクリーンスマートとの違い
2024年5月現在、フィリップスの電動歯ブラシのなかで最上位モデルは『9900プレステージ』。
ついで『ダイヤモンドクリーンスマート』、紹介している『ダイヤモンドクリーン9000』は3番目になります。
3つとも歯垢除去に焦点をあてた、ソニッケアーのなかの上位モデルではありますが、細かいスペックにやや違いがあります。
比較表と詳細情報
3つモデルの大きな違いは、ブラシングモードのバリエーション。
最上位モデル『プレステージ9900』には6つのモードが、『ダイヤモンドクリーンスマート』は5つ、
『ダイヤモンドクリーン9000』は4つで舌磨きモードはついていません。
しかしその点を除けば、振動数は同じ毎分約31,000回、どちらもアプリ連携可能など大きな差はないように感じます。
もちろん、アプリに接続しなくても使えます。
最上位モデル 9900プレステージ | ダイヤモンド クリーンスマート | ダイヤモンドクリーン9000 | |
---|---|---|---|
比較モデル | HX9992 | HX9934/59 | HX9911/67(白) HX9911/72(ピンク) |
本体保証 | 2年保証 | 2年保証 | 2年保証 |
付属のブラシヘッド | ・プレミアムオールインワンブラシヘッド(1本) ・舌磨きブラシヘッド(1本) | ・プレミアムオールインワンブラシヘッド(2本) ・G3プレミアムガムケア 1 本 ・舌磨きブラシヘッド(1本) | ・プレミアムオールインワンブラシヘッド(1本) |
Bluetooth | Philips Sonicare アプリ接続 | Philips Sonicare アプリ接続 | Philips Sonicare アプリ接続 |
ブラシ振動数 | 約31,000ブラシストローク/分 | 約 31,000 ブラシストローク/分 | 約31,000ブラシストローク/分 |
強さ設定 | 3段階 | 3段階 | 3段階 |
ブラッシングモード | クリーンモード、ホワイトプラスモード、ディープクリーンモード、ガムヘルスモード、センシティブモード、舌磨きモード(6つ) | クリーンホード、ホワイトプラスモード、ディープクリーンモード、ガムヘルスモード、舌磨きモード(5つ) | クリーンモード、ホワイトプラスモード、ディープクリーンモード、ガムヘルスモード(4つ) |
バッテリー | リチウムイオンバッテリー(充電式) | リチウムイオンバッテリー(充電式) | リチウムイオンバッテリー(充電式) |
使用時間 | 2週間以上 | 14日間 | 14日間 |
補足1:『ダイヤモンドクリーンスマート』は、現在4種類のタイプがでていて、
5つのモードに3段階の強さ調節、2種類以上のブラシヘッドがついてきます。
しかし2017年モデルのAmazon限定販売「HX9911/66」のみ内容が違います。
これだけ4つのモード×3段階の強さ調節で、ブラシヘッドはプレミアムオールインワン1 本のみと、
実施には『ダイヤモンドクリーン9000』と同じような仕様になるのでご注意ください。
補足2:『ダイヤモンドクリーン9000』は、現在3種類のモデルがあり、紹介しているグラス充電式は『旧タイプ(2021年)』。
2023年発売の最新モデルは、はスタンド式に変更さています。
まとめ:充実した機能と使いやすさが魅力の電動歯ブラシ
フィリップスの電動歯ブラシ『ダイヤモンドクリーン9000』の比較&レビューでした。
ブラッシングに欲しい機能は付いているけど、余計なモードはなしといったバランスの良さが最大の魅力です。
またグラスにいれるだけの充電方法も、場所をとることなくとっても便利。
磨き心地・充電方法・重さどれをとっても大変満足な製品でした。
本体や替えブラシの価格を考えるとコスパはいいとは言えませんが、長く歯の健康を考えれば価値ある投資です。