ナノケアのヘアドライヤーって何が違うの?
そんな疑問にお答えします。
パナソニック人気のヘアドライヤー「ナノケア」シリーズ。
髪のダメージを最小限に抑え、ツヤのある髪へと導く口コミでも話題の優れものです。
しかし人気なだけあって、これまでに何種類ものモデルが発売。
さらに最近では、たくさんのメーカーからマイナスイオン系の製品がでてきていて、
結局何が違うのか?自分にとってどれがベストなのか?が判断がしにくいのが現状です。
そこでこの記事では、パナソニックの『ヘアドライヤーナノケア(eh-na0g)』をレビュー。
さらに、同じくナノケアシリーズの別モデルや他社製品との違いをメリット・デメリットもあわせて解説します。
【レビュー】潤いを保ちつつはやく乾く!しかし機能が多い
パナソニックのドライヤー『ナノケア(EH-NA0G)』の良かった点は、髪の潤いを保ちつつはやく乾くといったところ。
もともとうねりがひどいクセ毛タイプの私としては、髪がまとまりやくなりブローしやすくなったなどの効果を感じることができました。
また、折りたためて収納できるため場所をとらずに便利な点もメリットです。
しいてデメリットを言えば、選択モードが多いところ。人によっては慣れるまで時間がかかるかもしれません。
ただしナノケアシリーズ最大の特徴である「高浸透「ナノイー」&ミネラル」は、
すべてのモードで自動噴出するので、その点では使いこなせていなくても安心です。
カラーバリエーションは、「ネイビー・ピンク・ホワイト」の3種類からお選びいただけます。
上の画像↑はモイストピンクです♪
悪い口コミはある?EH-NA0Gのメリット・デメリット
『ヘアードライヤーナノケア(EH-NA0G)』を使用して感じたメリット・デメリット、
さらに悪い口コミから見えたポイントをまとめてみました。
高浸透「ナノイー」&ミネラル
『ヘアードライヤーナノケア(EH-NA0G)』は、ドライアー上部にある噴出口から、高浸透「ナノイー」&ミネラルが噴出します。
高浸透「ナノイー」とは、水につつまれた微粒子イオン「ナノイー」の水分量を増やし、髪の内部に浸透しやすくしたもの。
これによって髪の乾燥を防ぎ、表面だけでなく内部もうるおいます。
高浸透ナノイーとは、髪への浸透性を高めたナノイーのことです。
引用:高浸透ナノイーの魅力を徹底解説。
ヘアードライヤー ナノケア(EH-NA0G)搭載の高浸透ナノイーは、マルチリーダー放電を使用することで、従来のナノイーに対して、水分発生量が18倍※1にアップしました。
乾かすだけで、まとまりがよくなる!
ミネラルとは、ミネラルマイナスイオンのこと。
髪のキューティクルに作用することで、ダメージの抑制やヘアカラーの色落ち抑制、紫外線ケアなどの効果があるようです。
ミネラルとは、亜鉛電極を含む放電ユニットから発生されるミネラルマイナスイオンです。
引用:ヘアケア比較表
高浸透「ナノイー」&ミネラルが発生しているときは、右上に青いランプがつきます。
高浸透ナノイーは空気中の水分を集めて発生させているため、
低温・低湿度のときには発生しない場合がありますが、基本的にはすべてのモードで自動噴出します。
速乾ノズルではやく乾く
噴出口は、中心部分からは強風が、外側は弱風が噴出する仕組みになっています。
使用時は「強風」と「弱風」が同時に出るため、濡れた毛束をほぐしながら乾かすことで乾燥速度が上がり、素早く乾きます。
ただし着脱式のセットノズルをつけると効果が低下※する場合もあるので、早く乾かしたい方はセットノズルを外しての使用がおすすめです。
※「温冷リズムモード」と「毛先集中ケアモード」の場合→モード解説
海外対応はなし
『ヘアードライヤーナノケア(EH-NA0G)』の仕様は以下の通り。
電源は「AC100V」であり、海外では使えません。
変圧器での使用も、故障の原因となるためNGです。
電源 | AC100V 50-60Hz |
消費電力 | 1200W(TURBO/HOT時) |
電源コードの長さ | 約1.7m |
質量 | 本体約595g(セットノズル含まず) |
ちなみに、ナノケアシリーズのなかで海外対応のモデルは『EH-NA9F』です。
また、比較している他社製品のなかではリファの『ビューテックドライヤースマートダブル』が該当します。
※参考:https://panasonic.jp/hair/comparison.html
多彩なモードが選択できる
『ヘアードライアーナノケア(EH-NA0G)』には、多くの機能がついている点も特徴です。
逆に言えば、多すぎて使いこなせない……とも言えますが、ここでは上手く活用するために、かんたんに操作方法を解説します。
基本の使い方
モードの切り替えは、持ち手の「①電源スイッチ(風量)」と、上部にある「②風温切替ボタン」によって変更ができます。
まず最初に、持ち手にある①電源スイッチを入れます。
「TURBO・DRY・SET・OFF(電源を切る)」の4モードの切り替えが可能です。
風量はTURBO>DRY>SETで、上にいくほど強い。
電源を入れた上で、②風温切替ボタンを変更することにより、以下のような5つのモードに切り替えが可能です。
①HOT(温風)
②HOT温冷リズムモード)
COLD(③COLD(冷風)
④SCALP(スカルプモード)
⑤AUTO(インテリジェント温風モード)
①HOT(温風)
②HOT毛先集中ケアモード)
COLD(③COLD/SKIN(スキンモード)
④SCALP(スカルプモード)
すべてのモードでナノイーランプ(青)が点灯し、高浸透「ナノイー」&ミネラルが自動噴出します。
〜用語解説〜
モード | 詳細 |
---|---|
温冷リズムモード | 温風と冷風を交互に切り替え |
スカルプモード | 地肌にやさしい約60℃の風(室温30℃のとき) |
インテリジェント温風モード | 室温に合わせて風温が調整され快適に髪を乾かせる |
毛先集中ケアモード | 周囲の温度を自動検知し、毛先の仕上げに適した温風・冷風を交互に発生 |
スキンモード(顔) | 高浸透「ナノイー」&ミネラルを含んだ風で肌のうるおいをケア |
夏はAUTO(インテリジェント温風モード)が便利です♪
【比較】別モデル・他社製品との違い
パナソニックのヘアードライヤー『ナノケアEH-NA0G』について、
同じナノケアシリーズの別モデルと何が違うのか?最新機種との違いを解説。
さらに他社製品で人気の、『リファ』・『絹女』との比較も紹介します!
ナノケアシリーズの比較
2024年6月現在、パナソニック・ナノケアシリーズで発売されている「最新機種3モデル」を比較してみました。
EH-NA0J(最新) | EH-NA0G | EH-NA9G | |
---|---|---|---|
カラー | ネイビー・ピンク・ホワイト・グレー | ネイビー・ピンク・ホワイト | ゴールド・ピンク |
特徴 | 高浸透ナノイー& ミネラル搭載 | 高浸透ナノイー& ミネラル搭載 | ナノイー& ミネラル搭載 |
水分量 | 5 | 5 | 3 |
モード | スマートセンシング(自動温度調節機能)+4つのモード(温冷リズム・毛先集中ケア・スカルプ・スキン) | 5つのモード(温冷リズム・毛先集中ケア・インテリジェント温風・スカルプ・スキン) | 5つのモード(温冷リズム・毛先集中ケア・インテリジェント温風・スカルプ・スキン |
付属品 | 根元速乾ノズル/セットノズル | セットノズル | セットノズル |
電源電圧 | AC100V 50-60Hz | AC100V 50-60Hz | AC100V 50-60Hz |
消費電力(約) | 1200W (風量【強】/HOT・最大出力時) | 1200W (TURBO/HOT時) | 1200W (TURBO/HOT時) |
風量 | 1.6 ㎥/分 (風量【強】・ノズルなしの場合) | 1.5 ㎥/分 (TURBO &ノズルなしの場合) | 1.3 ㎥/分 (TURBO &ノズルなしの場合) |
本体質量 | 約550g | 約595g | 約575g |
特徴 | ナノイー噴出口が髪に近い | 折りたためて収納できる | 折りたためて収納できる |
※公式サイト「https://panasonic.jp/hair/comparison.html」の比較内容を参考に作成しています。
最新モデル『ナノケアEH-NA0J』の特徴は、ナノイー噴出口が髪に近くなり、シリーズの中で最大風量を実現しているといった点です。
そのため髪の量が多い方、長い方にはとくにおすすめ。大きさもコンパクトで軽く進化しています。
しかし一方で、たためて収納できない点はデメリット。お家のスペースに合わせて検討する必要がありそうです。
これ以外の『ナノケアEH-NA0G』や『ナノケアEH-NA9G』は、折りたたんで収納することができます。
リファ・絹女との比較
紹介しているパナソニックの『ナノケアEH-NA0G』と、
人気のドライヤー『リファ』と『絹女』との比較を解説します。※2024年6月時点での最新モデルと比較しています。
パナソニック ナノケアEH-NA0G | リファ ビューテックドライヤースマートダブル | 絹女 KINUJO Hair Dryer (KH201/KH202) | |
---|---|---|---|
メーカー | パナソニック | リファ | 絹女 |
カラー | ネイビー・ピンク・ホワイト | ホワイト・ブラック・ピンク | ホワイト・モカ |
特徴 | 高浸透ナノイー& ミネラル搭載 | イオナイザーを搭載 吹出口に遠赤外線を放出するセラミックコーティング | マイナスイオン発生機能 吹出口に特殊な天然鉱石を使用することで熱ダメージを軽減 |
モード | 5つのモード (温冷リズム・毛先集中ケア・インテリジェント温風・スカルプ・スキン) | 2つのモード(温風・冷風)2段階の風量調節(強・弱) 2つのセンシングプログラム※(SCALP ・MOIST) | 3段階の温度調節/ 3段階の風量調節 /3段階のモード調節(GLOSS/SCULP/SWING) |
付属品 | セットノズル | セットノズル | ノズル・ストラップ |
電源・電圧 | AC100V 50/60Hz | AC100V-240V 50/60Hz | AC100V 50/60Hz |
海外対応 | × | ○ | × |
消費電力(約) | 1200W (TURBO・HOT時) | 1150W (HOT・HIGH時) | 1250W |
風量 | 1.5 ㎥/分 (TURBO &ノズルなしの場合) | 約1.0㎥/min(HIGH時) 約0.6㎥/min(LOW時) | 2.2㎥/分 |
本体質量 | 約595 g | 約520g | 約363g |
税込価格 (公式通販サイト価格) | 31,680円 | 40,000円 | 33,000円 |
リファの『ビューテックドライヤースマートダブル』は、海外対応の最新モデルです。
センシングプログラム(※)とは自動調節機能のことで、室温を感知し温風・冷風の切り替えや温度調節を自動で行います。
『ナノケアEH-NA0G』にもインテリジェント温風モードといった同じような機能が付いていますが、
リファの場合は、MOISTSCALPといったより細かい温度調節が可能です。
絹女の最新ドライヤー『KINUJO Hair Dryer』は、大風量のためドライ時間をより短縮できる点や、
とっても軽く折りたためるので収納場所をとらないといったところがメリットです。
残念ながら海外対応ではありませんが、国内旅行など持ち運びにはもっとも適しています。
まとめ:人気のナノケア。うるおいをキープし美しい髪へ
パナソニック人気のドライヤー『ナノケア EH-NA0G』のレビューでした。
機能が多く慣れるまでに時間がかかるかもしれませんが、
「高浸透ナノイー&ミネラル」搭載で髪のうるおいを保ちつつ、すばやく乾くおすすめのヘアドライヤーです。
髪のパサつきやうねりが気になる方、ナノケアの効果を体験してみたい方はぜひご覧ください!