髪や頭皮、お肌に影響を及ぼすと言われている「残留塩素」。
浴室での塩素は、実はシャワーからのリスクが高いと言われています。
そこで便利なのが、付け替え用の『シャワーヘッド』。取り替えるだけで塩素除去ができる優れものです。
しかし近年の美容ブームで、塩素除去だけでなく、節水やバブル効果など多くの機能がついた高級シャワーヘッドが流行っています。
しかしそのような製品は、コスパが悪かったり、水圧が変わってしまったり、なにかとデメリットも多いもの。
なかには「余計な機能はなくて、安くて塩素除去だけできるシャワーヘッドが欲しい……。」といった方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、そんな方におすすめなクリンスイのシャワーヘッド『クリンスイ浄水シャワーSK106W』を紹介します。
とってもシンプルな設計で取り扱いがしやすく、シャワーヘッドとしては安いのにしっかり塩素除去ができます。
実際の使用感や、メリット・デメリット、別モデルとの比較なども合わせて解説しますので、ぜひご覧ください。
日本アトピー協会推薦品のシャワーヘッドです。
結論:使い方はかんたん。しっかり塩素低減ができる優れもの
シャワーに残っている残留塩素は肌や髪の毛にダメージを及ぼしますので、肌が弱い方にはとくに避けたいところです。
たくさんのシャワーヘッドのなか、比較的リーズナブルかつ評判も良いと聞いて、
クリンスイのシャワーヘッド『浄水シャワーSK106W』を購入しました。
使い方はとてもシンプル。本体に付属のカートリッジを取り付けて、お家のシャワーヘッドと交換するだけ。
お家のシャワーヘッドがホースから外すことができれば、ほぼ全てのお家で使用が可能です。
さらに上部のスイッチにより「浄水←→原水」の切り替えができるため、
例えば、お風呂掃除のときなどにはこちらを使います。
節水モードはありません。
カートリッジの取り付け・交換方法
本体上部にある青いキャップを回すと白いカートリッジが取り出せて、交換が可能です。
取り替えは、単純な仕組みになっているので迷うことはありません。
残留塩素の低減能力は、ひとつのカートリッジで4,000L(約8時間)とされていて、2ヶ月交換(1日8分使用として)が推奨されています。
ちなみにこれは水温40°C・1分間に8Lで通水した場合、
原水の残留塩素濃度1ppmから、処理後の残留塩素濃度が0.5ppmになる数値だそうです。
交換用カートリッジは本体を購入すると付属で2個(4ヶ月分)ついてきますが、その後は交換用のみが販売されています。
クリンスイ浄水シャワーヘッドの大きさ
『クリンスイ浄水シャワーSK106W』の本体寸法は高さ194mm。
つまり20cmくらいで、一般的なお家のシャワーヘッドと比べると少し大きめですが、
数ある市販のシャワーヘッドに比べるとかなり、軽くてコンパクトな方だと思います。
本体質量は210gです。
どのお家でも使うことができる?
基本的に、お家のシャワーヘッドをホースから外すことができれば、使うことができます。
心配な方は念のため、シャワーヘッドのメーカーをチェック。
TOTO・INAX・KAKUDAI・SANEIのなかなら、そのまま取り付けが可能です。
それ以外のメーカーは、付属のアダプターを使って取り付けます。
水圧が減るのがデメリット?
口コミのなかで、これを取り付けると水量が弱くなる、といったマイナスな意見を見かけました。
しかし、このシャワーヘッドは節水タイプではありません。
メーカーの情報にも、水の流れを妨げず浄水時でも十分な水量(8L/分)を確保できるとされています。
カートリッジは、水の流れを妨げない素材ですから、浄水時でも、シャワーに十分な水量(8L/分)を確保できます。
引用:クリンスイ SK106W
個人的には水量が減っているという感じはなく快適に使えています。
しかし単純に考えると、シャワーヘッド本体はカートリッジでろ過されてますので、多少の水量の差はありえます。
アパートやマンションなどそのお家の環境によっては、水圧が減ったように感じることがあるかもしれません。
ちなみに、浄水カートリッジの交換を怠ると、水量が減るといったケースもあるようです。
【比較】浄水シャワーSY102と何が違う?
『クリンスイ浄水シャワーSY102』は、『クリンスイ浄水シャワーSK106W』に対して、カートリッジの性能がアップしたモデルです。
ただし、原水との切り替えはできません。
ひとつのカートリッジで長時間の使用が可能なので、取り替えの手間が面倒な方やご家族が多い方にはおすすめです。
浄水シャワーSK106W | 浄水シャワーSY102 | |
---|---|---|
本体寸法 | 最大幅56mm×高さ194mm | 最大幅60mm×高さ170mm |
総質量(満水時) | 210g(250g) | 184g(250g) |
遊離残留塩素 低減能力 | 4000L(約8時間) (カートリッジ1個あたり) | 8,000L(約16時間) (カートリッジ1個あたり) |
カートリッジの 取り替え目安 | 2ヶ月(1日8分使用として) | 4ヶ月(1日8分使用として) |
まとめ:かんたんに残留塩素がカットできる便利アイテム!
クリンスイで人気のシャワーヘッド『浄水シャワーSK106W』を紹介しました。
一般的なシャワーヘッドに比べると低価格でありながら、しっかりと塩素が低減され、ヘッドの交換もとてもかんたんなのでおすすめです。
一部、口コミでは水量が下がってしまうといった意見がありますが、これはお家の環境によるようです。
塩素低減できるシャワーヘッドを気軽に試したい方は、ぜひ検討してみてくださいね。