低刺激なチークはどれ?
チークは、顔全体の印象を変える大事なメイクアイテム。
しかし肌の弱い方や肌荒れに悩む人にとっては、その鮮やかな色素がトラブルの元になることもありますよね。
とくに「タール色素」や「カルミン(コチニール色素)」などの着色料は度々注目を集めています。
しかし最近ではナチュラル志向の需要から、
敏感肌のことを考えたスキンケアブランドや肌に優しいコスメも多く登場しています。
そこで本記事では、タール色素やカルミンとは一体どんな成分なのか?何が問題なのかを詳しく解説。
さらにこれらの色素が含まれていない、おすすめのチークやそのブランドを紹介します。
こだわりの国産メーカーやオーガニックブランド、人気のデパコスや手に入りやすいプチプラまで、
幅広い世代に愛されるナチュラルコスメをご案内しますので、ぜひご覧ください。
これを読めば、肌に優しいコスメの探し方がわかるだけでなく、美しく発色するのに自然派のチークが手に入ります!
チークに含まれる「タール色素」とは?
タール色素とは、石油由来の合成着色料。
発色がよく多彩なカラーを生み出すため、
チークやアイシャドウ、口紅に至るまで、多くの化粧品に使われています。
タール色素(タールしきそ)は、染料あるいは合成着色料の一種。食品、医薬品、口紅などの化粧品、衣服などの工業製品などの着色料、食品添加物として使用される。
引用:タール色素
しかしその化学的な性質から色素沈着しやすかったり、肌に負担となることも……。
食品にも使われるタール色素ですが、
日本で認可されているものでも海外では禁止されている例もあり、安全性には見解が分かれます。
チークにおいては直接、口に入るわけではありませんが、
メイク落ちが悪かったり、色残りによって肌が荒れる原因となってしまった経験がある方は、なるべく避けたいところです。
タール色素は「色+番号」で表されますので、気になる方は配合成分の末尾をチェックしてみてください。
チークに含まれる「カルミン」とは?
チークや口紅などの赤色系の化粧品に入っている着色料が、カルミン(コチニール色素)です。
カルミンはコチニールカイガラ虫から抽出される成分ですが、人によっては刺激になることがあります。
また昆虫由来であることから、肌につけることに抵抗感を抱く方も多いのが現状です。
チークはほとんどが赤やオレンジ系ですので含まれていることが多いのですが、
最近ではナチュラル志向の需要に合わせて、カルミン不使用のコスメも多く登場しています。
とくに動物由来の原料を使わない「ヴィーガンコスメ」といったブランドや、
動物実験を行わない「クルエルティフリー」を掲げるブランドには、使われていないものが多いのでおすすめです。
・参考:コチニール色素のアレルギーについて(厚生労働省通知)
タール色素・カルミン不使用チークおすすめ14選!
タール色素やカルミンが含まれていない、おすすめの「チーク」を紹介します。
国内産の人気メーカやオーガニック原料にこだわりのブランドまで。
デパコスやプチプラなど幅広い価格帯のものを集めましたので、ぜひお楽しみください。
amritara(アムリターラ)
国産オーガニックブランドのamritara(アムリターラ)では、日本各地の厳選素材を使ったナチュラルコスメが人気です。
チークは、パウダータイプとクリームタイプの2種類があり、どちらもタール色素・カルミン不使用。
パウダーの『ハイビスカスチーク』は、沖縄在来種のハイビスカスを由来のエキスを色材として使用。
クリームの『ダマスクローズ チーク』は、保湿成分に国産ダマスクローズを使ったクリーミーなツヤのあるチークです。
luamo(ルアモ)
ルアモの『ナチュラルチークカラー』は、ネイトゥルー認証のウィーガン化粧品。
オーガニックのコーンスターチがベースのしっとり滑らかなパウダーチークです。
タール色素やカルミンはどちらも不使用。
ローズとコーラルの2色展開で、ナチュラルに肌に色づきます。
石鹸オフできる!
AQUA AQUA(アクアアクア)
アクア・アクアは、ナチュラル処方の国産コスメブランド。
オーガニックの天然由来成分を積極的に配合し、自然な仕上がりと肌に優しい製品づくりにこだわっています。
チークはパウダーとクリームの2タイプ。どちらもタール色素・カルミンは不使用です。
石けんオフできる♪
HANA ORGANIC(ハナオーガニック)
ハナオーガニックの『ウェアルーカラーヴェール』は、チークにもリップにもなるマルチバームです。
天然由来成分100%&植物成分のオーガニック比率・99.9%で、タール色素やカルミンはもちろん無配合。
ツヤのある自然な血色感を引き出します。
石けんで落とせる!
RachelWine(レイチェルワイン)
レイチェルワインの『ミネラルパウダーチーク』は、ヴィーガン&クルエルティフリー認証取得。
動物由来の成分を使用せず、人と環境にやさしい処方のチークです。
全4色のカラーは、透明感のある優しい発色。もちろん、タール色素・カルミン不使用です。
ONLY MINERALS(オンリーミネラル)
オンリーミネラルの『ブラッシュチークパウダー』は、ミネラル成分100%。とってもシンプルな配合のチークパウダーです。
ナチュラルに色づく5色のカラーは、自然な透明感とツヤのある血色感を与えます。
タール色素・カルミン不使用。石けんで落とすことも可能です。
bleu clair organics(ブルークレールオーガニクス)
ブルークレールオーガニクスの『オーガニックチーク&アイカラークリーム』は、
「チーク」にも「アイシャドウ」にもなるマルチクリーム。
8種類の天然植物油や6種類の和漢エキスを配合し、ほどよい保湿感でナチュラルに色づきます。
「ハニーピンク」と「アプリコットコーラル」の2色のカラー。もちろん、タール色素・カルミン不使用です。
NOV(ノブ)
ノブは、敏感肌のために生まれたスキンケア&コスメブランド。
パウダータイプの『チークカラー』はピンクとオレンジの2タイプで、どちらもタール色素・カルミンは不使用です。
2色のハイライトカラーはコスメ初心者でも使いやすく、ふんわり肌に馴染みます。
Naturaglace(ナチュラルグラッセ)
ナチュラルグラッセのチークは、使いやすいパウダータイプとしっとりとしたマルチカラーの2タイプ。
『チークブラッシュ』は、2色のカラーが入ったパウダーチーク。
『タッチオンカラーズ』は、リップ、アイシャドウ、チークなどマルチに使える単色カラーです。
どちらもタール色素は不使用。石鹸で落とすことができます。
MiMC(エムアイエムシー)
MiMCは、ミネラルや植物オイルを配合したスキンケア&コスメブランド。
ファイスカラーは、パウダーやクリームなど様々なタイプがでています。
すべてタール色素不使用。石けんでも落とせるナチュラル処方です。
ETVOS(エトヴォス)
エトヴォスの『ミネラルブレストチーク』は、SPF20 PA++で紫外線から守る機能性チーク。
2色のハイライトカラーで、素肌を生かした自然な血色感を生み出します。
4つのカラーはすべてタール色素不使用。石けんオフが可能です。
UlaUla(ウラウラ)
ウラウラの『マルチエフェクトクリーム』は、
アイシャドウ・チーク・ハイライトとマルチに使える3色パレットです。
タール色素不使用。石けんや、軽いクレンジングで落とすことができます。
FANCL(ファンケル)
ファンケルの『スタイリングチークパレット』は、2色が入ったカラーパウダー。
美しい発色とふんわりとしたパール感が、自然に肌になじみます。
3種のカラーはすべて、タール色素不使用。
現在販売されている「ピンク」・「コーラル」・「オレンジ」には、カルミンも使われていません。
ちふれ
ちふれの『パウダーチーク』は、ブラシ付きの単色カラー。
現在発売されている8色※について成分を確認したところ、
タール色素は一部に使用されていますが、カルミンが使われているものはありませんでした。
ドラックストアなど身近に手に入りやすいので、プチプラでお探しの方はぜひチェックしてみてください。
※111、142、270、443、470、542、612、770(うち111、470、612、770はタール色素不使用)