クリンスイ浄水シャワーヘッドSK106W口コミレビュー◎浴室の塩素除去をかんたんに！

水道水に含まれる“残留塩素”は、髪や頭皮、お肌などにあらゆる影響を及ぼすことが分かっていて、

とくに浴室内では、シャワーからのリスクが高いと言われています。

そこで人気なのが、後付けで設置ができる「シャワーヘッド」。お家のヘッドを取り替えるだけで、かんたんに塩素が低減できる優れものです。

最近では、このような機能つきのシャワーヘッドに注目が集まっているため、購入を迷っている方も多いかも知れません。

しかし、なかには塩素除去が目的のものだけでなく、“節水”や“美容効果”などを盛り込んだ、多機能な「高級シャワーヘッド」も流行っています。

もちろん、このような新しい製品は、美容業界・メディアで関心が集まっているのは事実ですが、

いき過ぎたものだと、重かったり、コスパが悪かったり、水圧が変わってしまったり……。と家族で使うには何かとデメリットも多いです。

そこでおすすめなのが、クリンスイの『浄水シャワー SK106W』。

クリンスイとは、三菱ケミカル・クリンスイ（株）が展開している日本の“浄水器専門ブランド”で、

シャワーヘッド（SK106W）は、単純に“塩素低減”だけを目的としたシンプルな製品。

とっても軽くて使いやすく、お手入れもかんたんなので気に入っています。

本記事では、そんなクリンスイの『浄水シャワー SK106W』について、基本スペックや、使ってみた正直な感想をレビュー。

さらに、別モデルとの“比較”といった気になる情報をシェアします。

これを読めば、クリンスイの浄水シャワーヘッド（SK106W）のメリット・デメリットだけでなく、さまざまな“浄水シャワーヘッド”選びに役立つヒントが手に入ります。

クリンスイ“浄水シャワーSK106W”の基本情報

シャワーから出る水に残っている「塩素」は、お肌や髪の毛にダメージを及ぼします。

水道の蛇口から出てくる水には、殺菌を行うための塩素が含まれています。この塩素が髪や肌をつくっているタンパク質を酸化させる作用をもっているのです。

引用：浄水器協会>なんで「浄水シャワー」を使うの？

そこで、人気なのが塩素をかんたんに低減できる後付けの“シャワーヘッド”です。

クリンスイの『浄水シャワーSK106W』を購入した理由は、手頃な価格と口コミでも高評価であった点。

さらに、日本アトピー協会の推薦品マークが付与されていることから、信頼できるブランドと判断しました。

クリンスイとは、三菱ケミカル・クリンスイ（株）が展開している日本の“浄水器専門ブランド”で、

『浄水シャワーSK106W』は、ヘッド内部の“脱塩素フィルター”によって残留塩素を除去します。

節水、美容効果といった機能は付いていないものの、単純なつくりで使いやすい製品です。

※原水の残留塩素濃度1ppm、水温40℃、8L/分で通水。処理後の水の残留塩素濃度が0.5ppmに到達する積算流量。

引用：浄水シャワーSK106W 取扱説明書

カートリッジの交換方法

クリンスイ『浄水シャワーSK106W』は、ヘッド内部の“脱塩素フィルター”によって残留塩素を除去します。

カートリッジは、2ヶ月交換（カートリッジ1個あたり4,000L（約8時間））^※が目安で、定期的な取り替えが必要です。

交換方法は、本体上部にある“青いキャップ”を回して「カートリッジ」を取り出し、新しいものと交換するだけ。とってもかんたんです。

カートリッジは、本体を購入すると“2個”（約4ヶ月分）ついてきますが、

その後、追加で購入する場合の品番は『SKC205W』になります。

※原水の残留塩素濃度1ppm、水温40℃、8L/分で通水。処理後の水の残留塩素濃度が0.5ppmに到達する積算流量。

引用：浄水シャワーSK106W 取扱説明書

浄水シャワーSK106Wの“大きさ”

多機能な浄水ヘッドは、大きくて重いものが多いですが、

クリンスイの『クリンスイ浄水シャワーSK106W』は、比較的コンパクトで、家族で使いやすいサイズです。

サイズ	重さ
最大幅56mm×高さ194mm	210g（満水時250g）

本体の長さは「約20cm」で、一般的なシャワーヘッドと比べるとやや大きいですが、

“浄水シャワーヘッド”の中では、かなり軽くコンパクトなサイズです。

どの家でも使うことができる？

クリンスイの『浄水シャワーSK106W』は、お家のシャワーヘッドをホースから外すことができれば、ほとんどの家庭で使うことができます。

心配な方は念のため、シャワーヘッドのメーカーをチェックしてみてください。

メーカーが「TOTO・INAX・KAKUDAI・SANEI」の中なら、そのまま取り付けが可能です。

それ以外のメーカーでも、付属のアダプターを使って取りつけることができます。

→参考：取扱説明書（公式サイト） 

水量が減るのがデメリット？

浄水シャワー（SK106W）を購入した方の口コミのなかで、「取り付けたら水量が弱くなった気がする……。」といったマイナスな意見を見かけました。

このシャワーヘッドは節水タイプではなく、メーカーサイトにも“水の流れを妨げず、浄水時でも十分な水量を確保できる”と言うような記載があります。

また、個人的に使っていても水量が減っているという実感はありません。

カートリッジは、水の流れを妨げない素材ですから、浄水時でも、シャワーに十分な水量（8L/分）を確保できます。

引用：クリンスイ　SK106W

しかし単純に考えると、シャワーヘッドはカートリッジで“ろ過”されてますので、多少の水量の差はありえます。

そのためお家の環境によっては、水量が減ったように感じることがあるかもしれません。

ちなみに長く使っていて、「カートリッジ」の交換を怠ったり、

ヘッドにつけるキャップ部分の汚れを放置していると、目詰りを起こす要因となりますので、こまめに掃除が必要です。

●シャワーの水が乱れる時は…
シャワー孔の目詰まりが考えられます。
散水板を分解してブラシ等で掃除してください

引用：SK106W 取扱説明書

比較：浄水シャワーSY102との違い

クリンスイの「浄水シャワー」にはさまざまな製品がありますが、

浄水シャワー（SK106W）と最も似ていて比較されがちなのが『浄水シャワーSY102』です。

『浄水シャワーSY102』は、SK106Wに比べると、①本体がやや軽くてコンパクト、②ひとつのカートリッジで長時間の使用が可能といったところがメリット。

しかし、原水との切り替えができない点や、カートリッジの残量が外から見えないところは、デメリットに感じます。

そのためデザインが好みの方や、こまめなカートリッジの取り替えが面倒な方は『SY102』がおすすめ。

掃除の際などに「原水」と切り替えたい方、カートリッジの残量や汚れ具合がわかりやすい方が良い方は『SK106W』がおすすめです。

	浄水シャワーSK106W	浄水シャワーSY102
本体寸法	最大幅56mm×高さ194mm	最大幅60mm×高さ170mm
総質量（満水時）	210g（250g）	184g（250g）
遊離残留塩素 低減能力	4000L（約8時間） （カートリッジ1個あたり）	8,000L（約16時間） （カートリッジ1個あたり）
カートリッジの 取り替え目安	2ヶ月（1日8分使用として）	4ヶ月（1日8分使用として）

まとめ：浴室シャワーの“塩素低減”なら！

クリンスイで人気のシャワーヘッド『浄水シャワーSK106W』を紹介しました。

一般的な機能つき“シャワーヘッド”のなかでは低価格でありながら、しっかりと塩素が低減され、

カートリッジの交換や、お手入れがとってもかんたんな優れものです。

一部の口コミでは、水量が減ってしまうといった意見もありますが、製品自体は節水タイプではないため、基本的な水量はほとんど変わりません。

節水・美容効果といった多くの機能はないものの、シンプルに「塩素除去」だけに特化したアイテム。

家族みんなで使いたい方、シンプルな性能がお好みの方にピッタリですので、気になる方はぜひチェックしてみてください。